AGA治療薬の種類と費用、副作用、やめて大丈夫?気になる事を解決

当ページのリンクには広告が含まれています。
薬の種類

AGAの薬って高いのかな?
ずっと飲み続けなければいけないの?やめるとどうなるの?

4人に1人の男性が発症すると言われる進行性の薄毛「AGA」

実際に治療で用いられている薄毛治療薬の種類やその費用、また飲み続けるにあたって気になる副作用や飲むのをやめるとどうなるのか等、気になる疑問を解決します

今はパソコンやスマホで診察ができ、お薬は指定場所に郵送してもらうことまで全てが自宅にいながら可能になっているんですよ。

なぜこんなことをお話ができるのかというと僕が薬剤師で、調剤薬局とドラッグストアの両方に勤務経験があり同じような悩みを持つ方と多く接していてお薬の相談を受けているからこそお話できるのです。

目次

AGA治療で使われる主な治療薬の種類と費用

日本でAGA治療薬として認可されている内服薬は、フィナステリドデュタステリドの2成分

輸入等で入手できる「ミノキシジルタブレット」は海外でも日本でもAGA治療薬として認可されていないので、ここでは扱いません。

プロペシア

プロペシア
出典:MSD Connect

国内で初めてAGA治療薬として認可を受けました。

発売当時、お笑いコンビを起用したテレビCMで「AGA」という言葉を世間に認知させました。

費用 約5000円〜8000円(1ヶ月分) 医療機関によって料金設定が異なります

プロペシアの特徴
  • 脱毛ホルモンを抑制する事で、薄毛の進行を抑える
  • 使用者の約8割が、薄毛改善効果ありと実感
  • 副作用が起こりにくく、初めて治療する人には安心して使用できる

フィナステリド

フィナステリド
出典:PfizerPRO

プロペシアのジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品は成分名の後ろに「メーカー名」を付けます。
フィナステリド錠1mg「ファイザー」みたいな感じですね。

研究開発費用がかかっていない分、先発品より安価なのが特徴です。

費用 約3000円〜5000円(1ヶ月分) 医療機関によって料金設定が異なります

フィナステリドの特徴
  • 先発品のプロペシア の有効成分と同じ
  • 効果・効能、副作用にも違いはない
  • 一般的に2割ほど安くなる

ザガーロ

出典:GSKpro

前立腺肥大の治療薬で「アボルブカプセル」として使われていましたが、2015年にAGA治療薬として認可が下りました。

作用はプロペシアと同じ脱毛ホルモンの抑制ですが、ザガーロの方が多くのタイプの脱毛に効果があります。

作用が強い反面、副作用も出やすいとも言えます。

費用 約7000円〜10000円(1ヶ月分) 医療機関によって料金設定が異なります

ザガーロの特徴
  • プロペシアに比べて多くの脱毛のタイプに効果がある
  • 比較的副作用が出やすい
  • 少し高価

やめたらどうなるの

ドミノ

AGA治療薬は平均的に、半年くらいから効果が現れ始め、1年くらい続けると第三者から見ても効果が感じられるようになります。

もうずいぶん改善された。服用は終わりにしていいの?

答えはNOです。

治療薬の作用は、「脱毛ホルモンの抑制」
服用をやめたら、脱毛ホルモンの働きが戻り抜け毛が進みます。

だからと言って、一生飲み続ける必要はありません
加齢に伴い、まわりと比べて薄毛が気にならない年齢になったらやめればいいのですよ。

副作用は

labo

「脱毛ホルモン」は男性ホルモンの一種であるため、「脱毛ホルモンを抑制」=「男性ホルモンの抑制」にあたるため、主に性欲減退などの副作用が出る場合があります。

下痢や膨満感など報告のあった全ての副作用を含めた症状発現率は
● プロペシア・フィナステリドで6.5%
● ザガーロで16.7%

しかし肝機能に異常がおきた等で服用を続けることができない場合を除き、生活に支障が出ない程度であれば続けていても心配はありません。

薄毛治療の基本は投薬治療

take medicine

AGA治療は内服薬を服用する事が大前提です。

その為に、厚労省に認可され安心して服用できるお薬である必要がありますよね。

プロペシアもザガーロも、前立腺肥大の治療薬として開発されたお薬なのでもともと長期で服用することを想定して研究されているものであり、安全であるという実績があります

副作用がなく、効果を実感している間は長期的に服用しても安心して続けられると言えるでしょう。

治療を受けるなら専門クリニックへ

clinic

一般外来との違い

一般的な皮膚科で、AGAの自由診療を行っている医療機関もありますが、基本的には血液検査とプロペシアを処方される流れです。

AGA治療の専門クリニックならば、投薬治療に加えて外用剤の併用や、育毛に必要な成長因子成分を頭皮に注入する「育毛メソセラピー」といった補助療法も並行して行うこともできるのです。

高額ではありますが、自毛植毛という選択肢もあります。

AGA治療における治療法の種類はこちら

オンラインによる診察と、お薬の郵送が可能

新型コロナウィルス感染拡大防止の目的で、特例として初診からオンライン診療が許されました。

特例措置がなくなっても、初診だけは受診しますが2回目以降はオンラインが可能です。

タブレットやスマホでのテレビ通話を通して診察を受け、お薬は郵送してもらえるのです。

必要な検査キット等も郵送でのやりとりで行われるので、診察待ちなどの無駄な時間や通院の交通費などがかからないので非常に便利ですよね。

効果がなければ全額返金保証付き

専門クリニックならば、万が一全く効果が得られなかった場合は費用を全額返金してもらえます。

クリニックが提示した条件に準ずる必要がありますが、「毎回頭皮の写真を撮影する」や「処方されたお薬をきちんと服用をする」などの治療に必要な条件を守るだけなので、特別な条件は特にありません。

逆に言えば、クリニック側に必ず効果が出せるという自信があるからでしょうね。

まとめ:AGA治療薬は安全に開発され、認可も受けている

can
おさらい
  • AGA治療薬として認可を受けているのはプロペシアとザガーロの成分2種類
  • ジェネリックを選択すれば、費用は安くなる
  • 薬なので副作用は存在するが、発現率は平均的な医薬品よりは比較的低い
  • 治療を行うなら、一般皮膚科より専門クリニックのオンライン診療が便利

AGA治療薬についての種類やその費用、また続けて服用する必要性や治療を受けるのに効果的な医療機関についての不安や悩みは解決されたでしょうか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次