二日酔いから少しでも早く抜け出すためにおすすめな6つのアイテム

疑問
  • 劇的に効く二日酔いの特効薬ってないの?
  • お酒を飲む前に何か飲んでおいた方がいいのかな?
  • 結局我慢するしかないの?

「またやっちまった。二日酔いだ」
少しでも早くこの状況が治る方法ってないものかな・・・・

楽しい飲み会の翌日、その楽しさの代償を払うかの如くおとずれる悪魔。

「二日酔い」

そんな嫌われ者とうまく付き合う方法(?)を二日酔いのメカニズムから紐解きます。

目次

お酒の代謝メカニズム

アルコールの代謝メカニズム

出典:くすりと健康の情報局

体に入ったアルコールは胃や小腸から吸収されて肝臓に運ばれ、アセトアルデヒドに分解されます。

さらにアセトアルデヒドは酢酸に分解され、血液によって全身を巡るうちに水と炭酸ガスに分解されて、最終的には尿、呼気、汗によって体外に排出されるのです。

アルコール処理にかかる時間は、一般的な人で1時間に純アルコール約5gとされています。ビールに換算すると約100cc。つまり、350mlのビール1缶を代謝するためには3時間半もかかるのですね。

二日酔いの原因

二日酔いの原因

アルコールが分解されてできたアセトアルデヒド。

このアセトアルデヒドは人体に有害なため、人の体に様々な不快な症状を引き起こします。

この代謝が間に合わなかったアセトアルデヒドと、分解しきれなかったアルコールが体内に多く残った状態が二日酔いの原因なのです。

アセトアルデヒドが無害な酢酸まで分解されるためには多くの水分が必要になりますが、知っての通りアルコールには利尿作用があるため、飲んでいる時からすでに水分不足の状態になりやすいと言えるのですね。なんてこったい。

二日酔いが引き起こす症状

吐き気

アセトアルデヒドが催吐神経を刺激することによって、吐き気を引き起こします。

また胃から食道に逆流しないように普段は細く閉じている噴門という場所がアルコールによって緩むため、胃酸が逆流して胸焼けやむかつき症状が出やすいのです。

頭痛

アセトアルデヒドには血管を拡張する作用があるので、顔や体が赤くなるのは目に見えます。

しかし目に見えないところ、脳内の血管も同じように広がっているためズキンズキンと頭痛を引き起こしているのです。

低血糖

普段エネルギー源であるブドウ糖が不足すると、主に肝臓で作り出されて補給されます。

しかし二日酔いの体の肝臓ではアルコールを分解するために、糖分がエネルギーとして大量に必要となり激しく消費します。

肝臓がフル活動してアルコールやアセトアルデヒドの分解をしている間、肝臓が細胞の栄養分であるブドウ糖を作ることに手が回らないため、糖分が不足してしまい低血糖状態になりやすいと考えられます。

主な低血糖症状は、

  • 空腹・・・食べたくないけどお腹すいた気がする。食べると気持ち悪いけど。
  • 発汗(冷や汗)・・・暑いわけでもないのに汗が出る
  • 不安・・・意味もなく、あぁどうしよう、、、
  • 動悸・・・心臓がドキドキ
  • 震え・・・意識と反して手が小さく震える
  • あくび・・・生あくび 
  • 倦怠感・・・エネルギー不足     

などです。

二日酔いに効く6アイテム

二日酔いに効くアイテム

水分補給

基本中の基本。

アルコールを代謝するために、水がどんどん消費され脱水状態のはず。

最低でも500mlはできるだけ摂取した方がいいので、ミネラルウォーターじゃなくても大丈夫。スポーツ飲料でも炭酸ジュースでも、味噌汁でも飲めるものを飲んで構いません。ただし、お茶やコーヒーなどは胃に刺激がありますし利尿効果が高いので避けた方がいいでしょう。

アミノ酸飲料

たんぱく質が代謝されて生まれるアミノ酸には、アルコール代謝を助け肝機能を向上させる効果があります。

また、アミノ酸を元にエネルギー源となる糖類が体内で作り出されるため、アミノ酸を摂取することは肝臓でのアルコール分解の効率を上げ、二日酔いの症状回復を早めてくれると考えられます。

水分補給も兼ねて、アミノ酸飲料がいいですね。

ビタミンB類

飲み会の翌日、肌荒れが気になるというのはビタミンB不足が原因かも

アルコール代謝のためには、ビタミンB類が必要です。

特にビタミンB1は、アルコール代謝に必要なエネルギーを作るため糖質を分解するのに大量のビタミンB1が消費されるのです。

また、ビタミンBは水に溶けやすいため、お酒を飲んでトイレに行くたびに尿と一緒に体外へ排出されてしまい前日のうちにすでに不足してしまっていることも考えられます。

寝る前にビタミン剤を補給しておきましょう。

ウコン

カレーに使われる黄色のターメリック。実は秋ウコンです。

ウコンが肝機能改善や抗炎症作用があると言われ、様々な商品が販売されていますが実際の研究データはなく医学的にその効果の程ははっきりしません。

残念ですがウコン自体が二日酔いを予防したり、アルコール代謝を早めたりすることはなさそうです。

ただ、ウコン飲料にはビタミンBも配合されている物もあるので、ある意味二日酔いに効きそうですね。

ひとつだけ注意が必要なことがあり、ウコンには鉄分が多く含まれているため、長期大量に摂り続けると逆に肝臓に負担がかかるということです。

しじみ

しじみに含まれるオルニチンやタウリンがアルコールの代謝を助けます。

二日酔いにはしじみ汁がいいと言われますが、実はアルコールと一緒に摂取するのが一番効果的のようです。

ただ、二日酔いの日は食欲がなく、味噌汁にすることによって水分・塩分・ミネラルが摂りやすくなるためおすすめです。

ラムネ

お菓子のラムネ。主成分はブドウ糖です。

アルコール代謝で消費されてしまったブドウ糖を、直接また速やかに補給できます。

飲んだ後の締めにラーメンやお茶漬けが食べたくなるのは、肝臓がブドウ糖の元になる炭水化物を欲しているからなんてことも言われます。

飲み会の帰り道、コンビニでカップラーメンではなくラムネをチョイスするのもありかもですね。

アルコールの代謝を早めるわけではありませんが、頭が働かない時や、倦怠感があるときはまずラムネを食べてみると楽になるかもしれません。

二日酔いになった時の対処法

二日酔いになってしまった時は

頭痛がひどい

我慢しても始りません。

鎮痛剤を飲んでしまいましょう。

ロキソニンやバファリンなどで構いませんが、辛いからといって余計に飲まないこと。きちんと用法用量を守ることが大切です。

服用する際には少し食べれれば食べてから服用するのが望ましいのですが、ダメっぽければ少量でいいので口にしてから飲みましょう。

おすすめはヨーグルト。脂肪成分が胃を守り、しかもアミノ酸の元になるタンパク質が豊富に含まれるのでぴったりです。

吐き気がひどい

これももう胃薬を飲んでしまいましょう。

胃酸が逆流して胸焼けがひどい時は、過剰な胃酸分泌を抑えるH2ブロッカーがいいでしょう。

ガスター10の散薬タイプは服用後、スーッとした感じが症状を楽にします。

体がだるい

アルコール代謝によって失われたビタミンB1不足による乳酸の蓄積や、ブドウ糖産生の不足によるものと思われます。

ビタミンB1、アミノ酸、ブドウ糖を含んだアミノ酸スポーツドリンクを飲んでおとなしくしましょう。

ノンカロリーはブドウ糖が含まれないので気をつけてくださいね。

二日酔いの時にやってはダメ!逆効果

絶対やってはいけないこと

お風呂・シャワー

とにかく汗をかけば、体からアルコールが抜ける!と湯船に長く浸かったり、サウナに長時間入ったりする話を聞きますが、それは間違いです。

汗からアルコールはほとんど抜けません。

ただでさえ脱水状態にあり水分を欲しているのに、さらに汗をかいて水分を出すことは非常に危険ですのでやめましょう。

迎え酒

良くなった気がするだけ。気のせいです。

アルコールの作用により、一時的に二日酔いの辛さを忘れているだけで、全然治っていません。

また次の日に持ち越します。やめましょう。

二日酔いって結局

はい飲み過ぎです

お酒ばかり飲み続けるのではなく、飲みながらソフトドリンクなどで同量の水分補給を行うことをお勧めします。

また、食事と一緒に飲むことも二日酔いになりにくくします。おつまみには、乳製品やタンパク質の多く含んだ食事を一緒に摂るとアルコールの代謝に必要なアミノ酸やビタミンが一緖に摂れるので、気にして食べるようにしましょう。

まとめ

まとめ

二日酔いにならないようにするために

  • おつまみに脂肪分やタンパク質を含んだものを選んで、食べながら飲む
  • お酒だけではなく、チェイサーなどで水分補給もしながら
  • 寝る前にもしっかり水分補給。ビタミンBも補給しておくのが良い。

二日酔いになったら

  • 基本は水分補給。水分・アミノ酸・糖分を含んだスポーツドリンクが効率的
  • しじみの味噌汁、ウコンの力、ラムネはアルコールの代謝には関係ないが症状緩和には役立つ
  • サウナ・長風呂で汗をかくのは危険なのでやめて

毎回二日酔いになると、次こそは気をつけようと思うのですがなかなか懲りません。

二日酔いにならないようにする事が一番と思いますが、なってしまったとしてもなるべく軽く済むようにこの記事が参考になれば幸いです。

たくさんお酒を飲むためのアドバイスではありませんよ。節度を守ってお酒を楽しみましょう。

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この記事を書いた人

大正から昭和の時代に祖父が営んでいたという、町の薬屋さん

「保健堂薬舗」

父の記憶では、朝早くから夜遅くまで薬が必要な人のためにずっとお店を開けていたそうです。

自分も薬剤師になった今、くすりでお困りの人のために自分ができることは何かを日々探しています。

なるべく専門的な言葉を使わずに、自分にあったお薬が選べることができるよう

ネット版「保健堂薬舗」を目指します。

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