- 抜け毛が多い。このままだと心配
- 薄毛が気になる。対策をしたいけど具体的に何をしたらいいのか分からない。
- 女性でも対策はあるのかなぁ?
そんな疑問を解決できる記事を書きました。
結論から言うと、薄毛対策はあります。ツルツルの人がボーボーになった人には今のところ遭遇していませんが、薄毛だった毛髪が数ヶ月後には気にならなくなったという人には実際に何人も会っています。
なぜなら僕が薬剤師で、調剤薬局とドラッグストアの両方に勤務経験があり同じような悩みを持つ方と多く接していてお薬の相談を受けているからこそお話できるのです。
これから解説する薄毛・脱毛について理解すれば、抜け毛の悩みがきっと解決できます。
国内最大濃度ミノキシジル5%配合!「生える」発毛剤【メディカルアップ】薄毛の原因
aga-news MSD
髪の毛を含む全ての毛髪は、成長しては抜け、同じ毛根からまた新しい毛が生えてくるというサイクルを繰り返します。
これをヘアサイクルといい以下の3期に分かれます
- 【 成長期 】生え始めから、成長が止まるまで。通常2〜6年。
- 【 退行期 】成長期から休止期に移行する過程の一時期。約2週間。
- 【 休止期 】毛根が退化して、脱毛するまでの期間。約3ヶ月間。
薄毛は成長期の毛髪の割合が減少し、細い毛髪が増えると共に抜け毛が増えるために起こります。
その主な原因として、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンがヘアサイクルの成長期を短くして毛髪の量が減り薄毛になると言われています。
壮年性脱毛症 / AGA
男性の脱毛症は、ほぼこれ。
男性ホルモンが原因で、成長期の期間が短縮されることで太く長い毛が再生せず、細く短い毛に置き換わり薄毛が進みます。
女性の場合も、わずかに存在する男性ホルモンの影響で壮年性脱毛症を起こすことがあります。
男性の場合と異なり、前頭部の生え際の後退はなく全体が薄くなるので、脱毛部の境界がはっきりしません。
抜け毛予防・薄毛対策
壮年性脱毛症/AGAは放っておくと必ず進行するため、早いうちから発毛剤を使用したセルフケアが間違いなく有効になってきます。
最も有名な発毛剤といえばミノキシジルでしょう。
毛根に直接作用して毛根が小さくなってしまうミニチュア化を改善、細く短いうちに抜けてしまう毛髪の成長期間を延長し太く長く成長促進することで現在の脱毛を減らし、また将来の抜け毛の進行を先に伸ばすことが期待できるのです。
- 薄毛は進行性。早いうちから予防として使い始めることがとても有効です。
- 血流が良くなる入浴後の使用が効果的。髪を乾かしてから使用しましょう。
- 短期間で諦めないこと!
女性用もあります⬇️⬇️
AGA専門治療
セルフケアで限界がある場合、医療機関を受診して内服薬という選択肢もあります。
現在認められている発毛の内服薬は、主な原因であるテストステロンの影響を減らすことでヘアサイクルの短縮化を抑制します。
最低でも6ヶ月以上は真剣に続けなければ効果の判断がつきにくいのですが、発毛の可能性は内服薬の方が期待できるでしょう。
専門クリニック、または保険診療を行う皮膚科等でも診察を行なっているところもあるので、ホームページや電話で確認してから受診することをお勧めします。
いずれも自費診療のため、セルフケアよりも費用がかかる場合がありますが、内服薬のジェネリックも認可が下りているので一度相談してみるといいでしょう。
全治療安心保証制度!髪のお悩みは湘南美容クリニック!まとめ
抜け毛、薄毛についてよく理解できたでしょうか?
現在は男女問わず、セルフケアのための医薬品が販売されているので気になり始めたら早めに対策することが、将来のために重要になることは間違いありません。
- 薄毛の原因はヘアサイクルの短縮により、太く長く成長する前に抜けてしまうためである
- ヘアサイクルの短縮には男性ホルモンが関わっている
- 抜け毛予防には、早い時期からのセルフケアが重要
- AGA専門治療には内服薬があるが、トータルコストが高くなることもある。